Surgery first

サージェリーファースト

Surgery first

サージェリーファースト法とは

保険適用の外科矯正との違い

サージェリーファースト法は、はじめに外科手術をして骨格のズレや外見を改善する治療法です。保険が適用される外科矯正ははじめに術前矯正を行ないますが、その間は外見が改善されない期間が続き、徐々に見た目が悪化する場合もあります。また、手術後も術後矯正をするので全体として治療期間が長くなります。一方のサージェリーファースト法ははじめに外見が改善され、それから歯列矯正を行なうので治療期間が短縮されます。治療に対するモチベーション維持や、心理的負担の軽減につながります。

保険適用の外科矯正との違い

理想的なフェイスライン

お顔の美しさの基準としてよく用いられるのが、Eライン(エステティックライン)です。お顔を横から見たときの顎の先端と鼻の先端を結んだラインのことで、理想的なEラインとされるのが、上下唇がEラインの少し内側にある状態です。サージェリーファースト法により骨格そのものが改善するので、美しいEラインに近づけることができます。

理想的なフェイスライン

サージェリーファースト法が向いている方

外科手術を行なってから本格矯正に入るため、矯正治療の全体的な期間を短縮できます。治療をなるべく早く終わらせたい方に向いている治療です。また、手術により骨格が大幅に改善するため、治療期間中のストレスを減らしたい方にも適しています。
このほか、症例としては、正面から顔面が非対称に見える、口元の突出が気になる、受け口やしゃくれが見られる方などに適用します。フェイスラインを整えて美しくしたい方も、サージェリーファースト法が向いているといえるでしょう。

Merit

歯科矯正用アンカースクリュー併用のメリット

サージェリーファースト法は、はじめに外科手術をして骨格のズレや外見を改善する治療法です。保険が適用される外科矯正ははじめに術前矯正を行ないますが、その間は外見が改善されない期間が続き、徐々に見た目が悪化する場合もあります。また、手術後も術後矯正をするので全体として治療期間が長くなります。一方のサージェリーファースト法ははじめに外見が改善され、それから歯列矯正を行なうので治療期間が短縮されます。治療に対するモチベーション維持や、心理的負担の軽減につながります。

歯科矯正用アンカースクリュー併用のメリット
  • Merit01

    治療期間の短縮

    歯科矯正用アンカースクリューによる矯正治療は、抜歯をしてスペースが空いたところを埋めるような形で力をかけていきます。そのため、歯が移動する効率が上がって治療をスムーズに進められます。見た目がより早く改善し、患者さまのストレスを軽減します。
    ほかの歯を支えにした矯正治療では、固定源となる歯も引っ張られてしまうリスクがあります。歯科矯正用アンカースクリューであれば、動かしたい歯だけを動かせて遠回りをせずに治療できます。

  • Merit02

    より計画的な歯の移動を実現

    歯槽骨にネジを埋入して固定源とする治療法なので、支えるポイントが安定します。力をかける方向や強さなどがコントロールしやすくなり、動かしたい歯をピンポイントで調整できます。サージェリーファースト法に限らず、矯正治療では完全に思い通りに歯を動かすことは難しいですが、歯科矯正用アンカースクリューを用いることでより計画的な流れにもっていきやすくなります。

Flow

治療の流れ

  1. STEP

    01

    カウンセリング

    患者さまのお口の状態を拝見し、治療の必要性についてお話しします。そのほか、治療を始める時期、治療内容、治療期間、料金などについても適切に説明します。不明な点や不安に感じることがありましたら、小さなことでも結構ですのでお話しください。

  2. STEP

    02

    精密検査

    患者さまの骨格や歯などの状態を詳しく調べます。顔面写真や口腔内の撮影、X線写真撮影、セファログラム撮影などを行なうほか、歯型を採取して噛み合わせを確認します。こうした精密検査の結果を詳細に分析して、適切な診断をくだします。

  3. STEP

    03

    検査結果診断・治療計画のご説明

    診断内容を患者さまに説明します。検査結果について詳しくお話しし、治療法の選択肢や治療期間、料金などをご提示します。サージェリーファースト法が適用できる場合、その旨をお伝えします。説明にご納得いただいたうえで、治療をスタートします。

  4. STEP

    04

    外科手術

    サージェリーファースト法は、術前矯正をせずに外科手術を行ないます。顎の骨を正しい位置に動かして、外見のズレなどを改善してから矯正治療をしていく流れになります。負担が少ない手術の場合は入院せず、日帰りとなるケースもあります。

  5. STEP

    05

    矯正治療開始

    外科手術後の矯正治療です。手術により骨格の状態は改善されていますが、歯並びや噛み合わせは不安定なままです。矯正装置を装着していただき、歯並びを良くしていきます。顔のバランスが整っているため、ストレスを抑えたままで矯正治療に臨めます。

  6. STEP

    06

    歯磨き指導

    矯正装置をつけている間は食べ物が挟まりやすく、歯磨きもしづらくなります。お口の中を清潔に保てるように、汚れを落とす磨き方を丁寧にご指導します。虫歯や歯周病を予防できるよう、歯ブラシの動かし方や持ち方などを覚えていただきます。

  7. STEP

    07

    装置撤去 → 保定装置装着 → 治療完了

    歯並びがきれいに整ったら、矯正装置を撤去します。しかし、このままでは歯が再び動いてしまう「後戻り」を起こすため、保定装置を装着していただきます。保定のための通院ペースは、2~6ヵ月ごとになります。歯並びが安定したら保定期間を終え、治療は終了になります。

サージェリーファーストをご検討中の方

外科手術が必要な矯正治療では、保険診療の場合は骨格のバランスが悪いまま矯正治療を進めることになります。また、術前矯正により見た目が悪化するおそれもあります。こうした治療中の心理的なストレスを抑え、治療期間の短縮にもつなげられるのがサージェリーファースト法です。自費診療になるものの、通常の治療法よりも早くお顔のバランスが改善されるなど、さまざまなメリットを得られる治療法です。より詳しく治療内容を知りたい方は、お気軽にカウンセリングへお越しください。

サージェリーファーストをご検討中の方

矯正治療・装置について

  • 矯正治療の一般的な治療費は60万~150万円、一般的な治療期間は2~3年、一般的な治療回数は24~36回となります。
  • 矯正治療は公的健康保険対象外の自費診療となります。
  • 薬機法(医薬品医療機器等法)未承認の矯正装置は、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります。
  • 治療の主なリスク・副作用については、ページ下部をご確認ください。